無駄のない美しさって。
ニュース23の金曜深夜便に、マックス・ラーベというドイツの歌手が出ていた。
1920〜30年代のドイツの歌謡曲を歌う人らしい。
彼はステージに上がると直立不動で無表情・無感情に歌う人で、筑紫哲也がそれについて「どうやってそういうスタイルになったのですか」と聞いたら、ラーベはこう答えた。
「恋の悲しみなんて誰でも知っていることだから、私はそれを説明したくはない。言葉に乗せてただ紹介するように歌うだけです」
大筋でこんなようなことを言っていた。
音楽の力を信じているから余計なものを付け加えず、安っぽい感情表現はしないんだなぁと、深く感心した。
余計なものが多過ぎるんだよ。
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