11 September 2006

ハンカチよどこへ
〜たまには野球のことも書きますが何か〜

相変わらず自宅療養しているので、17時からの斎藤(早稲田実業)の記者会見を見てしまった。
中学のとき野球部だったにも関らず野球への興味がほとんど無い俺だが、彼の選択には少しは興味があった。

彼の選択は「進学」。
あまり事情とかは分からないけど、俺は落胆した。
野球選手として成功する上で、大学に進学することのメリットって一体何でしょう?
斎藤の会見にも、進学を推すニュースのコメンテーター等(←意外と多い)にも、納得できるようなコメントは無かった。

「自分は選手としても人間としてもまだまだ未熟なので」
「プロでは通用しない」
(斎藤談)


そうでしょうね。そりゃそうでしょう。まだ18歳だもの。
でも、大学に行って4年後になったら選手として成熟するの?プロで通用するようになるの?
大学野球ってそんなに成長させてくれる所なの?
最初は通用しなくても、プロの方が明らかに選手として成長させてくれるでしょう?
大学に行ったら野球に専念できないでしょう?ファンやマスコミにちやほやされた時に守ってくれるの?

今大会No.1のピッチャーだった斎藤が通用しないってんだったら、その他の選手はもっと通用しないことになるけど、その中でもプロに行く選手はいるだろう。
でも大学で4年間過ごした斎藤と、プロで4年間過ごしたその他の選手、4年後に成長してるのはどっちだろうね。

最終目標はプロだとかメジャーだとか言ってるけど、4年後、今みたいにどの球団も競って斎藤を取りたがるという状況にはならないと思う。今みたいな猛烈な価値が4年後も続いてる可能性はかなり低いでしょ。
その時になってプロになりたいとかメジャーに行きたいとか思っても、今みたいにすんなり行ける環境は無いんじゃない?

まぁあまり強く言いたくはないし、俺も大学やプロの野球事情を知ってるわけじゃないけど、正直言って失望している。
だから純粋に、なぜ今プロじゃなくて大学進学なのか、教えてほしい。
大学なんて後からでも行けるのに。野球は若いうちしかできないのに。
ヒデはそういう理由で高卒でプロに行った。かなりクレバーな選択だったと思う。
サッカー界には大学進学して失敗したこういう例もあるから、どうしても心配になってしまう。
まぁ、いずれにしても見守るしかない。見守る気がかなり失せたけど。

2 Comments:

At 12 September, 2006 00:49, Anonymous Anonymous said...

大丈夫ですかー!!?


斉藤選手の会見は俺も見ました。
どっちがいいかはわからないけど、どっちでもいいと思います。

ただ、今の状況は可哀想だな、と。
普通なら会見とかするものなんですか?
スポーツ全般疎いのでわかりませんが。

 
At 15 September, 2006 02:18, Blogger Junior said...

>ヤマナーカ

ハンケチ君は社会現象にもなるくらい人気が出たからあんだけ派手な記者会見になったんだと思うよ。
現にプロ志願を出すことになった田中は斉藤と互角に渡りあったのに、グランドの隅で短いインタビューをされただけだったね。

ハンカチで汗を拭かなかっただけで、いやいや、優勝したかできなかったかだけでこの違い。
可哀想とか可哀想じゃないってのは本人たち次第だと思うけど、やっぱマスコミってかなりエゲツないよね。

あ、ちなみに何とか生きています。ありがとう。

 

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